2014年02月20日

あびルームNo68しました☆

216日午後5時より予定通り『カミング・アウト・ストーリー』の上映会(あびルーム)をしました。

参加者は2名、メンバー2名、計4名での会でしたが、トランスジェンダーとして生きる高校の数学教師、土肥いつきさんを中心に話が進んでいきます。いつきさんはこれまでも「女性の身体を獲得する夢」を実現してきました。今回は長年待ちわびたSRS(性別適合手術)をうけることになります。

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作品の観賞後、感想や意見等を話していただきました。男性から女性になりたいという思いは、例えば年齢を重ねるにつれ身体が変化することへの嫌悪感とはまた違うのかなぁというもの。はじめてトランスジェンダーやセクシュアルマイノリティーの方々の話に接すると思い浮かびそうです。


ただ作品中、小さい頃からモヤモヤした思い(女性への体や衣服への強い憧れなど)を誰一人として打ち明けられず、自分の心の箱にずっとずっと閉じ込めて、苦しみ、大人になってやっとそのモヤモヤがトランスジェンダーという言葉で解明されたというのをを考えると、比べられない程の深い、深い心の痛みを感じてしまいます。心も魂も体の性と異なるというのは、その「違うもの」をなんとしてでも 剥ぎ取 ってしまいたい思いに駆られるのではないでしょうか。そうした葛藤をほんの小さな頃から経験しなくてはいけないのはなんとも言えない気持ちになってしまいます。今回は当事者の方がいらっしゃらなかったのでその苦しみを聞くということはできなかったのが残念ですが。


こうした意見の後、私たちはそうした人たちの気持ちを深く理解できなかったとしても、こういう理由で苦しい思いをしているセクシュアルマイノリティーという方々がいるということを知り、自分の傍にいるかもしれないことを想像することの大切さをおっしゃっていました。知ること、想像すること、そしていろいろ人たちがいるということを認めあう。そうした誰もが生きやすい社会に心の安らぎを感じました。


作品に出てくる方々は 性別なんて関係なく、すっごく素敵な人たち。そんな意見には誰もが納得。作品中いつきさんがSRSを受ける前にドクターからこう聞かされます。この手術は決して男性が女性にまたはその逆になるという意味の「性転換」ではないと。男性が完全に女性の体をこの手術では得られないということです。ということは、やはり周囲が、また社会が心と魂が認める性別で向き合いつつ、あらゆる偏見をとっぱらった「その人自身」といかに関わるのかが重要な気がしました。

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社会にも出ていない、小さな子どもたち、もちろん大人でも、秘密の箱を心に隠し持ち、ひとり苦しまなくてはいけない社会にはしたくありません。息苦しさを吐き出せる場、寄り添って話しを聴くことのできる人がいる寛容な社会作りがもっともっと必要だなっと、深く考えさせられる上映会でした。他にもメディアに登場するセクシュアルマイノリティの方というと、男性から女性という方が出てくるのにその逆は少ないのはどうしてだろう…とか、LGBTといってもその中でも多様な性を自認する方がいるということ…など話題は盛りだくさんでした。


毎回少人数の上映会で、かたそうな社会のあんな話、こんな話をして元気をもらっています。

次回は4月下旬を予定。作品はアカメのあの新作!を上映します。

また近々HPにて詳細を告知しますので、チェックしていただけると嬉しいです。

今回寒いなか来ていただいた2名様、本当にありがとうございました。

ぜひ次回も起こしくださいね☆


 

 

 

posted by wrapiy at 18:20| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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